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看護師の労働環境

f:id:Nurse_Akari:20210212172901p:plainみなさん、お疲れ様です!

今日は夜勤明けで、子供たちが騒がしい中、なんとか眠れたので活動できています。
ありがたい。

今日は看護師の労働環境について、書きたいと思います。
みなさんの、職場は残業が多いですか?

15年間同じ病院にいるため、多くの病院を知りませんがやはり残業が多いです。
私自身は現在日勤は17時までの時短勤務ですが、定時で帰れることはまずなく、
保育園延長することが先月は8回ありました。

最近、入職したスタッフによると、前職場は日勤終業が21~22時までが当たり前だったとのこと.
リーダー業務になると、日付を超えることもあるとか。
病院によってはもっと過酷な環境もあることを知りました。
残業が苦手な私は、なんとか残業を減らし、もっとシンプルに仕事をできないものかと葛藤しています。

また、管理職はほぼ独身の師長、主任がほとんどで、バリバリのワーキングマザーは
私の周りには圧倒的に少ない。
妊娠、出産をすると、外来勤務、もしくはパートに転向することが主流。
それだけ、出産をしても続けていくには厳しい環境なのではないでしょうか。

私は、経済的にメインで働く必要があったこと、どうしても病棟での看護をしたかったことから、
夜勤の回数を減らしてもらったり、リーダー業務を免除してもらったりしながら
上司、スタッフの協力があって続けてこれました。

しかし、病棟での勤務は、患者さんの状況によっては定時で帰れないことや、
子どもの急病で休むと他のスタッフに負担が倍増すること、夜勤など、
妊娠、出産をして続けていくには様々な、ハードルがあります。
そんなことで、本当は病棟での看護にPassionを持っているのに、退職したスタッフや、
割り切って外来に移動したスタッフもいます。

私が長男を出産した12年前に比べると、時短勤務が当たり前になったり、
産後の希望しない移動はなくなったり、
また男性看護師が育休を取ったりなど、制度的には恵まれた環境になっています。
しかし、看護師個人が、子供をもっても、やりたい看護、
やりたい仕事で自分の力を発揮できる環境にはまだない。
外来看護が得意、やりたいことであればいいけれど、
母になったらからといってみんな外来が向いているわけではないと思うし、
向いていることに力を注げる場が必要だと思うのです。

例えば、母になり時間制限はあっても、
スタッフの教育に関わりたい、看護管理がしたい、委員会をやりたいとか。

逆に独身だから、リーダー業務も看護研究もなんでもかんでもやらされるのではなく、
選択していける環境だったり。
そんな個々の個性、強みをもっと発揮できる環境を現場で作れないものかと考えています。

最後まで読んでいただいて、本当にありがとうございます。